洋楽 80年代 ハードロック寄りにておすすめしたいAOR7選 その1

80年代

今回はAORの中でもメロディアス・ハードロックを中心にご紹介していきたいと思います。

欧州では今でもメロディアス・ハードロックをAORとして捉えていて多くのファンに支えられています。

厳密にはAOR=メロディアス・ハードロックと言い切るのは難しいところではありますが、欧州だけに限定絵せず世界中のアーティストをピックアップさせて頂きます。

シングル曲のみだったり、1〜2枚のみアルバムをリリースし国内盤は発表していないなど、素晴らしい名曲を残しているのにほとんど注目されていなかったアーティスト達も多くいます。

より多くの名盤・名曲に触れて頂きたいと思いますので、あまり型にはまらずにご紹介させて頂きます。

Dare / Abandon (1988年)

デアはイギリス/オールダム出身のハード・ロックバンドグループです。

70年代〜80年代に活動していたアイルランドのロックバンド ”Thin Lizzy” に所属していたダレン・ウォートンによって1985年に結成され5人メンバー構成でスタート。

1988年にデビュー・アルバム「Out of the Silence」をリリースします。

同じくイギリスのロックバンドで有名な “レッド・ツェッペリン” のジミー・ペイジや “Thin Lizzy” のメンバーだったゲイリー・ムーアらとツアーを行い、ヨーロッパを中心に世界中でメロディアス・ハードロック・AORのカルト的存在となっていきます。

時にはハード色強めなサウンドであったりメンバーの総入れ替えがあったりしましたが、6枚のアルバムをリリースし現在も活動しています。

特に1988年の「Out of the Silence」はメロディーが美しく、オープニング曲でもある ‘Avandon’ はオススメの名曲です!


曲をお求めの方
Amazonはこちら(ダウンロード有り)
タワーレコードはこちら
HMVはこちら
ディスクユニオンはこちら
AppleMusicはこちら




Strangeways / Walk In The Fire (1989年)

ストレンジウェイズはイギリス/スコットランド出身のイアン・スチュワート (g)とデイヴ・スチュワート (b) の兄弟が中心となり、初代ヴォーカリストのトニー・リドルらを迎え結成したロックバンドグループです。

1986年にデビュー・アルバム「Strangeways」をリリース。
ジャーニーヨーロッパなどを手掛けたケヴィン・エルソンがプロデュースしています。

1987年にリリースしたセカンド・アルバム「Native Sons」は、ヴォーカルがトニー・リドルからテリー・ブロックに交代しましたが “史上最高のAORロック・アルバム” との賞賛を受けています。

タイトル曲が収録されているサード・アルバム「Walk In The Fire」は1989年にリリースされ、これまでで最も売れたレコードという結果を残し数々の名曲を生み出したアルバムとなりました。

心を掴む美しいメロディーに、高く伸びのある心地良い歌声が見事に合わさっています。

こんなに何度も聴きたくなるハードロックはなかなかありません


曲をお求めの方
Amazonはこちら(ダウンロード有り)
AppleMusicはこちら



Icehouse / No Promises (1986年)

ICEHOUSE - No Promises (International Version) - Official HD Version

アイスハウスはオーストラリア/シドニー出身のロックバンドグループです。

1979年にアイヴァ・デイヴィス(Vo)を中心に結成され、この時点ではフラワーズというグループ名で酒場などにてカヴァー曲を歌いながら活動していました。

いくつかのシングル曲を発表しながら1981年に名前を「Icehouse」と改めデビュー・アルバム「Icehouse]をリリースします。

1枚目のアルバムは全米での成績があまり震わず、本国オーストラリアにて大ヒットを記録しています。

その後も着々とアルバムをリリースし全米でも実力を認められ、1987年にリリースした5枚目のアルバム「Man Of Colours」はグループ史上最も売れたアルバムとなります。

タイトル曲は4枚目のアルバム「Measure For Measure」(1986年)からの1曲なのですが、こちらもビルボード・ヒットチャート9位を獲得しています。

独特な高い歌声とAORテイストのロックサウンドに力強さを感じる素晴らしい名曲です!


曲をお求めの方
Amazonはこちら(ダウンロード有り)
AppleMusicはこちら
Discogsはこちら




Pseudo Echo / Over Tomorrow (1988年)

Pseudo Echo - Over Tomorrow - 1988

スード・エコーはオーストラリア/メルボルン出身のロックバンドグループです。

当時はニューロマンティックというジャンルに分類さており、今で言うアイドル的なロックバンドといった感じでした。

1982年に高校時代の友人同士だったブライアン・キャンハムとピエール・ジグリオッティによって結成されました。

1984年にデビュー・アルバム「Autumnal Park」、1985年にはセカンド・アルバム「Love An Adventure」をリリースします。

収録曲の “Funky Town” は本国のみならずカナダなどでもヒットチャート1位を獲得。

タイトル曲は1988年にリリースされたサード・アルバム「Race」からの1曲で、音楽性がこれまでとは少し異なり、よりギターサウンドを強調したロックテイスト作品となっています。

80年代のAORサウンドとハードロックが見事にマッチした名曲です!


曲をお求めの方
Amazonはこちら(CDダウンロード
AppleMusicはこちら




FM / Bad Luck (1989年)

FM - Bad Luck - 1989 official promo video

FMは1984年にイギリス/ ロンドンにて結成されたハード・ロックバンドグループです。
カナダの同名プログレッシブ・ロックバンドとは別物になります。

1986年にデビュー・アルバム「Indiscreat」をリリースし、シングル曲 “Frozen Heart” がヒットしました。

FMはロックンロールの女王 ‘ティナ・ターナー‘ やゲイリー・ムーアらのサポートをしながらツアーを行い、ボン・ジョヴィのイギリス公演に同行するなど精力的に活動していきます。

1989年にはセカンド・アルバム「Tough It Out」を発表し、42日間にも渡るイギリスツアーを行うなど実績を積んでいきます。

タイトル曲は「Tough It Out」からの1曲で、バンドの代表曲になったほどの名曲です!


曲をお求めの方
Amazonはこちら(ダウンロード有り)
AppleMusicはこちら




Drive, She Said / I Close My Eyes (1989年)

Drive,She Said - I Close My Eyes

ドライブ・シー・セッドはアメリカ出身で、70年代よりハード・ロック歌手のマイケル・ボルトンらとキーボード演奏者として活動していたマーク・マンゴールドと、シンガー兼ギターリストのアル・フリッチェの2人によって立ち上げられたハード・ロックバンドです。

タイトル曲は1989年にリリースされたデビュー・アルバム「DRIVE, SHE SAID」からの1曲で、ハード・ロックやAORのメロディーにシンセサイザーのテクノ要素をも取り入れた斬新なサウンドは多くのファンを魅了しました。

今もなお人気の名盤・名曲となっている作品です。


曲をお求めの方
Amazonはこちら
Discogsはこちら




Signal / Arms Of A Stranger (1989年)

Signal - Arms Of A Stranger (1989)

シグナルはアメリカ/ロサンゼルス出身で4人組のメロディアス・ロックバンドグループです。

1987年に結成しマーシー・フリー(Vo)、ダニー・ジェイコブ(G)、エニック・スコット(B)、ジャン・ウベナ(D)で構成されています。

1989年のデビュー・アルバム「Loud And Clear」1枚のみをリリースし解散となってしまいますが、とても素晴らしい名曲揃いとして知られています。

ヴォーカルのマーシー・フリーは “King Kobra” や “Unruly Child” などで活躍していた超一流の歌手で、まさにメロディアス・ハードロックの為にあるような歌声の持ち主です。

プロデュースにはジャーニーヨーロッパなどを手掛けたケヴィン・エルソンが務めており、とにかく心地良いサウンドを聞かせてくれる名曲です!



曲をお求めの方
Amazonはこちら(ダウンロード有り)
AppleMusicはこちら

タイトルとURLをコピーしました