洋楽 80年代 夏が似合う曲でおすすめしたいAOR7選 その1

80年代

今回は簡単に言うとズバリ海が似合う曲です!

一口に海と言っても、朝の爽やかな浜辺や昼間の賑やかなビーチ、穏やかな夕暮れの地平線から真夜中の海岸線の静けさなど海から連想するイメージは様々です。

出来る限り色々な場面を想像できるような楽曲をご紹介させて頂きますので、是非あなたにピッタリな海が似合う曲を見つけてみて下さい!

Herbie Hancock/ Paradaise (1982年)

ハービー・ハンコックはアメリカ/シカゴ出身のジャズ・ピアニストです。
ジャス界では開拓者として有名で、1960年代から活躍されています。

ジャズ・ジャンルを超えてロックやディスコと様々な年代の音楽を取り込まれていて、80年代にはAORサウンドのアプローチもされておりそれに伴い制作された曲が ‘Paradaise’ で1982年のアルバム「Leite Me Up」に収録されています。

この曲にはデヴィット・フォスタージェイ・グレイドンリチャード・ペイジなどAOR界で活躍するメンバーが集結してプロデュースを行なっています。

ジャズファンからはかなり意外な作品だったとは思いますが、AORファンの中では隠れた名盤となりました。

80年代らしいAORサウンドに爽やかさも感じるハンコックのピアノが合わさり素晴らしい曲ですね!


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Heat / Don’t You Walk Away (1980年)

Heat - Don't You Walk Away

ヒートは1979年にアメリカ/ロサンゼルスにてサックス・プレイヤーで有名なトム・サヴィアーノのプロジェクトとして結成された男2人女1人の3人組のグループです。

1980年にデビューしファースト・アルバム「Heat」をリリース。
プロデュースにはデヴィット・フォスターらも参加しており、まさに80年代らしいAORメロディーに仕上がっていてとても爽やかさが出ています。

グループが作曲において目標にしていたのがアース・ウィンド・ファイアーだったこともあり、彼らと比較されるほどに注目を集めました。

1981年にセカンド・アルバム「Still Waithing」を発表しますが、結成当時からのヴォーカリストであるジョー・ピザーロが脱退しデヴィット・フォスタージェイ・グレイドンが推薦したエド・ホワイティングが加入されています。

ジョー・ピザーロは以前ご紹介したセルジオ・メンデスの曲「Never Gonna Let You Go」を歌っていた方です。

冒頭から最後までなんとも心地良い爽やかなサウンドは、夜明けのビーチでサーフィンをしたくなる気にさせられます!



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Bruce Hibbard / You’ll Never Let Me Go (1980年)

Bruce Hibbard - You'll Never Let Me Go

ブルース・ヒバードはアメリカ/オクラホマ出身のシンガー・ソングライターです。

音楽一家に生まれ幼少期より多くの楽器を覚え、20代からはソングライターとして数々のアーティスに楽曲の提供を始めます。

以前ご紹介させて頂きましたケリー・ウィラードさんもその一人になります。

1977年にソロデビュー・アルバム「A Light Within」をリリースし、その後AOR界に絶大な影響力を与えます。

セカンド・アルバム「Never Turnin Back」を制作し、このアルバムはAOR史上で最高傑作と謳われるようになります。

タイトル曲は「Never Turnin Back」からの1曲になり、爽やかで包み込まれるライトメロウと優しく心地良い歌声は、静けさの残る朝の浜辺を連想させてくれます。


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Bertie Higgins / Key Largo (1980年)

バーティ・ヒギンズはアメリカ/フロリダ州出身のシンガー・ソングライターで、本名はエルバート・ジョセフ・ヒギンズ。

大学に入りジャーナリズムと美術を学んでいたところ、ザ・ローマンズというグループに出会いドラマーとしてデビューすることになります。

その時に今では有名なローリング・ストーンズザ・ビーチ・ボーイズとも共演をすることに!

ザ・ローマンズを離脱した後、シンガー・ソングライターとしてソロ活動を開始し、1980年に「Key Largo」を生み出し1982年にはデビュー・アルバム「Just Another Day In Pardise」をリリース。

フロリダ州に実際にあるキーラーゴ島をイメージして作曲されており、歌詞には1948年の同名映画「キー・ラーゴ」を題材に書かれています。

失ったロマンスを取り戻したい切なさとリゾート感を連想させるなんとも素晴らしい曲です。


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Craig Ruhnke / Love’s A Celebration (1982年)

Love's A Celebration - Craig Ruhnke

グライグ・ランクはカナダ/オンタリオ出身のシンガー・ソングライターです。

12年間のピアノレッスンと独学のギターを手にし、数々のシングル曲をヒットさせながら「Sweet Feeling」(1975年)、「Hot Spell」(1976年)、「The Craig Ruhnke Band」(1979年)、「Just Like The Old Time」(1982年)、「True Love」(1983年)と5枚のアルバムをリリースされています。

タイトル曲は1982年の「Just Like The Old Time」からの一曲で、2011年に国内復刻版として発売されボーナストラックとして追加収録された4曲の内の1つになります。

温かみのある歌声と心地良い爽やかなAORサウンドは見事に心を癒してくれます。

ちなみに『Just Like The Old Times』の ‘You are My Inspiration’ と、『True Love』の ‘Nancy Jane’ は1984年に長谷川工務店のテレビCMに起用されていたことでも知られています。


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Ned Doheny / Til Kingdom Come (1988年)

ネッド・ドヒニーはアメリカ/ロサンゼルス出身のシンガー・ソングライターです。

わずか8歳の時にギターを手にし、サーフィン・ミュージックに没頭します。

数々のミュージシャンへ楽曲を提供しながら、1973年にソロ・デビューを果たしファースト・アルバム「NED DOHENY」をリリース。

1976年にはセカンド・アルバム「Hard Candy」を発表しますが、アメリカ本国ではあまりヒットしないながらも日本のAORファンから注目を集めます。

収録曲「Get It Up For Love(恋は幻)」は後に、椎名林檎さんにカヴァーされたことで有名です。

1978年にサード・アルバム「PRONE」(こちらは日本のみ販売)を制作し、80年に入ったからはチャカ・カーンへ「What Cha` Gonna Do For Me」(1981年)、ジョージ・ベンソンへは「Never Too To Fall」(1983年)を楽曲提供したことで知られています。

「PRONE」より10年ぶりに復活となる4作目「Life After Romance」(1983年)をリリースしこちらも日本のみの発売となったものの、90年代に日本での第二AORブームを呼ぶきっかけになるほど高い評価を得ることとなります!

タイトル曲は「Life After Romance」からの一曲で、穏やかなメロディーと優しい歌声にまるで夕暮れのビーチを眺めているかのような気分にさせてくれる、まさに名曲と言える作品です。



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Toby Beau / If I Were You (1980年)

トビー・ボウはアメリカ/テキサス州出身の5人グループです。

1978年にリリースしたファースト・アルバム「Toby Beau」に収録されているシングル曲 ‘My Angel Baby’ はAORファンの中ではかなり有名で、ラジオで100万回以上放送されミリオンエア賞を受賞しています。

惜しくも2枚のアルバムを残し解散となりますが、中心メンバーであったバルデ・シルヴァのみが残り1980年にサード・アルバム「If You Belive」を発表します。

これまでの2作品と比べるとさらにAORメロディーが強まりとても爽やかなサウンドに仕上がっており、タイトル曲も「If You Belive」からの一曲になります。

まるで海を連想させるような清々しい名曲ですね!


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