洋楽 80年代 ドライブで聴きたい曲にておすすめしたいAOR7選 その3

80年代

前回ご紹介させて頂きました「バラードのしっとり感」に引き続き、今回は「ドライブで聴きたい曲」と感じるメロディーラインにて進めさせて頂きます。

AOR界ではウエストコースト・サウンド(またはウエストコースト・ロック)と言われ多くの方に愛されています。

60年代後半から80年代にかけてアメリカ西海岸のカルフォルニア州を中心に発生した楽曲で、フォークやブルース、ロックンロールなどの伝統的なアメリカンミュージックをミックスしたテイストになります。

オープンカーで走りながら聴きたくなるサウンドと言えます。
曲調がとても穏やかで心が軽くなるため、作業用BGMとしても最適ですね!

Nielsen Pearson / Hasty Heart (1983年)

Nielsen & Pearson – Hasty Heart

ニールセン/ピアソンはアメリカ/カルフォルニア州出身で、リード・ニルセンとマーク・ピアソンによるコンビグループです。

1978年のデビュー時には “The Nielsen Pearson Band” の4人グループでしたが、ファースト・アルバムをリリース時には2人によるデュオ・ユニットになっています。

「The Nielsen Pearson Band」(1978年)、「Nielsen/ Pearson」(1980年)、「Blind Luck」(1983年)の3枚アルバムをリリースしています。

タイトル曲はサード・アルバム「Blind Luck」からの1曲になります。

このアルバムにはアメリカの有名なロック・バンド「TOTO」のギターリストであるスティーブ・ルカサーが参加するなど、豪華ミュージシャンによる布陣で制作されています。


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Rick Mathews / New York Lady (1981年)

RICK MATHEWS - NEW YORK LADY

リック・マシューズはアメリカ/ニュージャージー州出身のシンガー・ソングライターです。

1981年にソロ・デビューを果たし、ファースト・アルバム「California Cologne」をリリースしました。

とても爽やかなAORサウンドで、ウエストコースト・ロックを代表する「ザ・ビーチ・ボーイズ」のメロディーにどことなく似ている感じですね。

タイトル曲は「California Cologne」からの1曲になります。

1983年にはまるで海のそよ風を感じさせてくれるセカンド・アルバム「Ride The Breeze」をリリース。

その後リックは大きく路線を変更し、ハード・ロックテイストのAORサウンドに仕上げたサード・アルバム「Only The Young」をリリースしファンを驚かせることになります。


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Starship / Sera (1985年)

スターシップは1984年にカルフォルニアにて結成されたロック・バンドです。
ロックと言ってもとても爽やかでAORサウンドらしさが目立ちます。

もともとは60年代より活動していた「ジェファーソン・エアプレイン」というロック・バンドが解散後、分裂したメンバーらによりスターシップとして再結成する流れとなっています。

1985年にスターシップとしてのデビュー・アルバム「Keep Deep In The Hoopla」をリリースし、収録曲である ‘We Built This City’ はBillboard Hit 100で全米1位を獲得。

タイトル曲の ‘Sera’ は1986年に北米で最も売れたシングルとして記録を残しています。

‘We Built This City’(シスコはロックシティ)は「ワイドショー:とくダネ」や人気ゲーム「グランド・セフト・オートV」のラジオで流れていたりと耳にする機会が多く人気ではありますが、’Sera’ も負けず劣らずの名曲で優しく気分を軽くしてくれる素晴らしい曲です!


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Steve Perry / Foolish Heart (1984年)

スティーブ・ペリーはカルフォルニア出身のシンガー・ソングライターで、ご存知の方も多いと思いますがロック・バンド「Journey」のヴォーカリストだった人物です。

アメリカのスーパスター達が結集して歌ったことで有名な「We Are The World」にも参加されていた方でもあります。

70年代から80年代にかけてJourneyで活躍しながら、1984年からソロ活動もしており「Street Talk」というソロ・デビューアルバムをリリースし多くのヒット曲を生み出しています。

Journeyでは爽やかなハード・ロック曲を歌われていますが、ソロではしっかりとしたAORサウンドに仕上がっています。

これはAORでは名シンガーであるランディ・グッドラムと共作されたことも大きな影響があるとされています。

この「Street Talk」では ‘Oh、シェリー’ がとても有名なのですが、タイトル曲もゆったりとしたAORサウンドに大人びた歌声が見事な名曲となっています。


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Homi&Jarvis / I’m In Love Again (1983年)

ホミ&ジャーヴィスはイギリス生まれシカゴ育ちでインドの血をひくアマンダ・ホミと、アメリカ/ウェスコンシン州出身のブライアン・ジャーヴィスの2人によるヴォーカル・グループです。

スムース・ジャズの最大級レコード会社GRPレコードの創設者デイヴ・グルーシンとラリー・ローゼンによってプロデュースされています。

とても素晴らしいAORサウンドにて人気を集めますが、1983年にデビュー・アルバム「Friend Of A Friend」の1枚のみリリースし解散となります。

その後、アマンダ・ホミはワールド・ミュージックにて活動を続けられています。

やさしく包み込まれるような歌声とオシャレで大人びたスローテンポなメロディーが魅力的な名曲です!



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Roby Duke / Seasons Of Change (1982年)

Roby Duke - Seasons of change 1982 HQ Sound

ロビー・デュークはアメリカ/ミシシッピー州出身のシンガー・ソングライターです。

1982年にファースト・アルバム「Not The Same」をリリースしAORファンから多くの人気を集めます。

AOR界では有名なブルース・ヒバードを手掛けたジョナサン・デヴィッド・ブラウンがプロデュースしています。

その後も「COME LET US REASON」(1984年)、「BLUE EYED SOUL」(1986年)、「DOWN TO BUSINESS」(1989年)など6枚のアムバムをリリースしながら、ミュージシャンへ楽曲提供するプロデュース業も行い活躍します。

タイトル曲は「Not The Same」からの1曲になります。
当時28歳前後とは思えないほどの貫禄あるロビー・デュークの暖かくやさしい歌声と、程よくアップテンポが取り込まれた美しいAORサウンドには包容力が満ち溢れています!


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Jim Schmidt / Love Has Taken It All Away (1983年)

Jim Schmidt - Love Has Taken It All Away (1983)

ジム・シュミットはカルフォルニア州出身のシンガー・ソングライター。

彼が無名時に西海岸のマイナーレーベルより密かにリリースした「Something Right」というアルバムは、ひっそりとリリースされたにも関わらず大物プロデューサーや豪華ミュージシャンに囲まれながらに製作されたことで有名です。

シーウィンドのボブ・ウィルソンロビー・デュークからの楽曲提供や、ペイジスやMr.ミスターで知られるリチャード・ペイジとスティーブ・ジョージのコーラス参加などAORファンからは隠れた名盤として高い評価を受けています。

タイトル曲も「Something Right」からの1曲で、無名歌手とは思いないほどの高い歌唱力と透き通った歌声に洗練されたAORサウンドでしっかり魅了してくれます。

ジム・シュミットは現在もプロデューサーや映画監督・俳優として活動されています。



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